MJIITサマートレーニングを実施しました

コンピュータ応用工学科第12研究室(稲垣教授)では,日本政府と大学の協力で設立されたマレーシア国際工科院(MJIIT)の教育プログラムとして実施されたサマートレーニングに協力し,MJIITの学生の受け入れを行いました.
受け入れた学生はAuni Adlina binti Hussinさんで,他の 6名のメンバーと共に来日し,6月17日から7月10日までの約4週間のトレーニングを受けました.トレーニング中はArduinoというマイコンボードを利用し,組み込みシステムの開発入門として,キッチンタイマーの製作を行いました.使用するマイコンボードに取り付ける基板の回路設計からソフトウェアの制作まで,総合的にものづくりを学びました.折しも,トレーニング期間の後半はイスラム教のラマダン月にあたり,断食の中での活動となりましたが,それに負けることなく無事に目的を完遂する事ができました.同時に,研究室に所属する同年代の学生達との交流もさかんに行い,日頃の研究室活動ばかりでなく,ディズニーランドや花火等の催しも行いました.あっと言う間の4週間で,本人も満足の様子で名残惜しみつつマレーシアへの帰国の途につきました.

MJIITのメンバーと稲垣教授     ディズニーランドでの交流の様子